浸水対策

4浸水対策

これまでは1時間50mm降雨への対応を基本に、早期に浸水被害を軽減するため、浸水の危険性が高い地区などに重点化し、幹線や貯留施設等の整備を推進してきました。しかし、近年、集中豪雨の頻発や台風の大型化など1時間50mmを超える豪雨が増加傾向にあり、ハード対策を推進するとともに、ソフト対策の充実も必要となっています。

東京都区部では、令和2年度末現在で、雨水貯留施設:58カ所(合計容量約60万m³)、雨水ポンプ施設:70カ所(合計排水能力は毎分14万m³)を整備しています。令和元年東日本台風では、雨水貯留施設全体の貯留率は約6割、また、8カ所の貯留施設は満水となり、浸水被害に大きく貢献しました。

今後は、これまでの対策を着実に推進するとともに、広範な床上浸水等が想定される地区で、1時間75mm降雨に対応する下水道施設を整備するなど、対策を強化します。また、幹線などの規模の大きな施設整備には長期間を要するため、一部完成した施設の暫定供用や河川管理者との連携など、様々な工夫により完成した施設の効果を速やかに発揮していきます。

図1 浸水対策のイメージ
図1 浸水対策のイメージ
図2 これまでの下水道整備とストック効果
図2 これまでの下水道整備とストック効果
写真1 千川増強幹線
写真1 千川増強幹線