再構築(下水道管)

2再構築(下水道管)

東京都区部では平成6年度末に下水道普及率が100%概成を迎え、現在では約16,100kmにも及ぶ膨大な延長の下水道管を管理しています。現在、法定耐用年数(50年)を超えた下水道管は全体の約16%ですが、高度経済成長期以降に整備した大量の下水道管が今後一斉に法定耐用年数を迎えるため、再構築を実施しない場合、令和3年度からの5年間で約29%、20年間では約65%に急増します。

そのため、下水導管の点検や調査を行い、健全度を把握し、老朽化対策とあわせて雨水排除能力の増強や耐震性の向上などを図る再構築や補修を計画的に進めています。平成7年度から再構築に着手し、令和2年度までに整備年代の古い都心4処理区(第一期再構築エリア)の面積の約6割が完了した結果、同エリアの道路陥没件数は8割以上減少しました。

今後、令和11年度までに第一期再構築エリアの枝線再構築を完了することを目標に、5か年で3,500haの枝線の再構築を行います。計画的に維持管理を行うことで法定耐用年数より30年程度延命化するとともに、中長期的な事業の平準化などを図るアセットマネジメント手法を活用し、経済的耐用年数(80年程度)で効率的に再構築を推進していきます。

図1 下水道管の再構築(イメージ)
図1 下水道管の再構築(イメージ)
図2 下水道管のアセットマネジメントのイメージ
図2 下水道管のアセットマネジメントのイメージ
図3 第一期再構築エリアの道路陥没件数の推移
図3 第一期再構築エリアの道路陥没件数の推移