全国パラボラ工法協会

出展内容

パラボラ工法


■概要・特長
◇パラボラ工法とは
パラボラ工法は、マンホール鉄蓋および周辺舗装の修繕工法です。
この工法の切断機は小型で単体移動が可能であり、円形球面状(パラボラアンテナ状)のダイヤモンドブレードを取付けて、補修を行う鉄蓋の回りの舗装を、円形球面状に切断します。円形球面状の切断面は既設舗装と補修のモルタル面の接着面積が広くなるため、上部からの力を分散でき密着性に優れています。また補修箇所の陥没や、目地離れによる雨水の浸入を防ぎ耐久性にも優れています。
鉄蓋の受け枠を含む切断塊の撤去は、既設人孔と分離させてリフトアップをして除去します。騒音・振動の発生源となる破砕作業は極力行なわずに施工が可能となります。鉄蓋を設置した後の復旧材は、充てん後1時間の圧縮強度が10 N/mm2以上、曲げ強度が3.5 N/mm2以上に達するモルタルとコテで仕上げることができる樹脂系の表層材で構成されていて、モルタル、表層材共に転圧の必要が無い仕上げが可能となります。
◇パラボラ工法の特徴
①崩壊防止
従来工法の四角切断の垂直切断の補修面は路面との摩擦力に限界があり、僅かな力で分離を起しやすく、そのわずかな分離面からの雨水の浸入により、直ちに崩壊が始まる傾向がありました。分離を起しにくい円形球面状切断面は目地離れ防止・崩壊防止対策として非常に有効です。
②密着性
円形球面切断面は、鍋に蓋をするがごとくに素晴らしい密着性を発揮します。パラボラ状の切断エッジは摩擦抵抗が曲線へ分散されることを意味し、大きな負荷に確実に耐えられます。
③小型廉価
単体移動が可能な小型円形球面切断機を中心に総ての機材が廉価な機材で施工が可能であり、大きな投資を必要としません。
④施工資材の構成
施工資材は超早強性無収縮モルタル、ネオフィットを指定材として全国共通の施工を行っております。特にネオフィットの性能に関しては施工現場での実際の強度を確保しており、圧縮強度、曲げ強度、ロート値、膨張収縮についても全ての条件を満たしております。最終仕上げの表層材につきましてもアスファルト系、樹脂系をそろえ、また、寒冷地に対しても満足いく表層材の準備があります。表層材の採用に当たっては付着試験等を行って条件を満たした資材に限定して採用しております。

  

パラボラ工法の種類

■概要・特長
①パラボラ工法
パラボラ工法の標準施工法です。切断深15cm切断可能なSPC-1200,SPC-1500、SPC-1200N、SPX等の機種が主に使用されています。切断を終えると撤去工程に入りますが、切断塊分離撤去工法が採用されています。後施工アンカーを施工し、鉄枠を固定し充填材・表層材を敷設して交通開放をしますが、一カ所の施工時間はおおよそ3時間以内です。充填材はネオフィットモルタルの使用が指定されていますが、表層材はネオフィットモルタルとの付着力が実証されれば、管理者側の意向に沿っての施工が可能です。
②切削オーバーレイ工法
パラボラ工法による切削オーバーレイ工法は平成17年2月10日に特許第3644949号として特許されました。さらにNETIS準推奨技術としても登録され、道路舗装業界への対応を可能としております。
③オーバーレイ工法
鉄蓋を撤去せず、路面を削ることもなくアスファルト舗装を路面上に敷設し、舗装工事を行います。新しい路面が完成後にマーキングしておいた鉄蓋位置を探査し、位置確認後に円形球面に切断し、鉄蓋鉄枠を取り上げ、新たな路面に合わせてセット固定します。合理的に素早く行える工法です。
④パラボラサイレント工法
パラボラカッターSPX、SPG-1500等の防音タイプで切断を終えると撤去工程に入りますが、極力騒音を出さないパラボラサイレント工法が採用されています。後施工アンカーを施工し、鉄枠を固定し充填材・表層材は転圧の必要のない材料を敷設して交通開放をします。
④花丸工法
強固な構造の花丸工法は切断工程では従来よりも時間がかかり、切断延べ距離も増えますが、構造的には非常に強固な複雑な構造となり、密着度がさらに増した施工法です。
これまでのセンター治具のようにセンターに支点が1箇所、その他に4箇所の支点を外側に並べて配置しています。この工法ではどのようなサイズ径の円形球面切断が可能となります。
⑤パラボラアド工法
既存の鉄蓋を少口径化するための工法です。旧タイプに700mm等の鉄蓋を設置してある箇所を変換するにはパラボラカッター、アドカッターを併用して躯体上部をカットし、レジンアダプターを中間にセットし600mmの鉄蓋に取り替えます。
⑥セミドライ工法
円形球面切断時の切断汚泥水の発生を抑え、環境に配慮した工法です。冷却水をミスト状にしてブレードの冷却を行い、切断塵はバキュームで処理し、水の消費を抑え、汚泥水の処理工程を必要としません。

  

充填材・ネオフィット

■概要・特長
パラボラ工法と充填材・ネオフィット
全国パラボラ工法協会ではネオフィットモルタル(パラボラ工法用無収縮モルタル)使用時における交通解放強度については、打設後1時間の強度(施工現場)を以下の基準と定めています。
①圧縮強度 : 10 N/mm2上
②曲げ強度 : 3.5 N/mm2以上
◇モルタル強度基準の根拠
①圧縮強度基準の根拠
圧縮強度10N/mm2と定めた根拠は、(公社)日本下水道協会発行のJSWAS G-4 2009「下水道用鋳鉄製マンホールふた」の30頁の表2-1に無収縮流動性モルタルの物性の目安に圧縮強度(N/mm2)9.8以上と記されており、当工法では10N/ mm2以上と定めています。
②曲げ強度の根拠
曲げ強度3.5N/mm2以上の根拠は(公社)日本下水道協会発行の「舗装施工便覧」の137頁にコンクリート舗装に求められる強度が下記のように記されているため、当工法では3.5N/mm2以上と定めています。
養生期間を試験によって定める場合、その期間は現場養生を行なった供試体の曲げ強度が配合強度の70%以上となるまでとします。
交通への開放時期はこの養生時間の完了後としますが、設計基準曲げ強度が4.4MPa未満の場合は現場養生を行なった供試体の曲げ強度が3.5MPa以上となります。パラボラ工法の指定充填材の超速硬性無収縮モルタルです。1時間後の圧縮強度が30N/mm2以上に達し、(公社)日本下水道協会の規定する1時間後の圧縮強度10N/mm2を悪条件下でもクリアーし、安定した性能を発揮します。

  

鉄蓋診断士制度

■概要・特長
◇パラボラ工法と鉄蓋診断士制度
全国パラボラ工法協会は鉄蓋診断士を養成し、診断の受皿作りを推進しています。下水道用マンホール鉄蓋は全国に約1,500万個もあるといわれています。管路の老朽化により平成18年度には全国で4,400カ所の道路陥没が発生し、その事故は年々増加しております。鉄蓋診断を行ない、必要事項の項目を満たした診断結果は貴重な情報として各種管理への利用が可能です。データベース化された多くの情報は維持管理への根拠として安定した管理を継続的に行なえます。協会事業の一環として「鉄蓋診断士制度」を設けております。
◇鉄蓋診断士とは
「鉄蓋診断知識・技能」について、いずれも高いレベルを有し、総合的な鉄蓋診断業務が出来る能力を持ち、かつ、関係する官庁および地域の人々と連携して、安全、安心な下水道環境づくりに寄与できるものであって、全国パラボラ工法協会が実施する「鉄蓋診断士資格試験」に合格し、所定の手続きを経て、「鉄蓋診断士」として登録出来ます。
また(公社)日本下水道協会発行による「下水道用マンホールふたの維持管理マニュアル(案)」に準拠した教育を行なっております。なお講習対象者は、下水道工事の実務に2年以上従事した経験のある全国パラボラ工法協会の会員となります。

  

出展内容に関するお問合せ

出展者名

全国パラボラ工法協会

住所

〒252-0813 神奈川県藤沢市亀井野2574-14

TEL

0466-84-1001

FAX

0466-84-2611

担当


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