下水道用ポリエチレン管・継手協会

出展内容

下水道用ポリエチレン管(JSWAS K-14)/下水道用リブ付ポリエチレン管

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■技術・製品名称
「下水道用ポリエチレン管(JSWAS K-14)」 呼び径:50~600、「下水道用リブ付ポリエチレン管(JSWAS K-15)」呼び径 300~1000

■概要・特長
 下水道用ポリエチレン管(JSWAS K-14 以下、「PE管」という)、下水道用リブ付ポリエチレン管(JSWAS K-15 以下、「リブ付PE管」という)は、原材料として長期的に安定した性能を有する高性能高密度ポリエチレン樹脂を用い、管の接合には、受口内部に設けた電熱体を発熱させ、受口と管とを溶融一体化するエレクトロフュージョン(EF) 接合で行うため、接合部の水密性が高く、柔軟性、耐薬品性、耐食性、耐摩耗性に優れた特性を持つ管材です。我が国では、1992年から真空式下水収集システム用として普及が始まり、耐食性や水密性の評価の高まりとともに小規模下水道で使用される圧力管や汚泥輸送管などの用途で広く普及しています。(写真1、2参照)
 ポリエチレン樹脂は、高い耐食性および耐薬品性を有しているため、白いポリ容器として薬品容器に使われています。PE管はそのような樹脂を使用していることから、硫化水素等が発生する高硫化環境下でも腐食による劣化等を生じません。そのため、汚泥輸送管等の高腐食環境下の管路でも安心して使える管材です。

  

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■PRポイント
 PE管は、1989年に愛媛県西条市に国内で初めて採用、布設されました。その後、国内での採用数は年々増加しており、2018年までの総延長距離は、約3,000kmに達しています。高い耐震性・耐食性を生かし、主に以下のような採用事例があります。
◇処理場配管
 ①下水処理場内の腐食環境下での配管
 ②下水処理場のバックアップに備えた連絡管、汚泥輸送管(写真3参照)
◇収集システム
 ①圧送下水道システム用途(マンホールポンプからの放流管、雨水排水管等)
 ②真空下水道システム用途
 ③山間地等の住宅・リゾート等の汚水を高速射流させることで建設コストを低減する急傾斜下水道用途
 ④軟弱地盤に追従するための自然流下用途
 また近年では、施設統合に伴う処理場間の連絡管路、局所的な豪雨対策のための雨水排水管路として、より大きな口径の需要が増加傾向にあります。リブ付PE管は、外圧タイプ(ゴム輪接合)と内圧タイプ(EF接合)があり、①外圧タイプは自然流下管路(写真4参照)、②内圧タイプは圧送下水システム用途(マンホールポンプからの放流管、雨水排水管等)に採用され、現在までに100km弱が配管されています。PE管と同様に大地震等の自然災害でも被災した事例はありません。

■民間からの提案
 近年では、PE管の柔軟性、一体構造を生かして、非開削推進工法(写真5参照)として、鉄道軌道下、高速道路、重要な幹線の国道、県道軌道下に150kmの実績があり、老朽管の更生工法(パイプインパイプ)の配管材としても採用されています。さらに施工性が良好であることから、急傾斜地配管(写真6参照)、シールドおよびトンネル内配管等、さまざまな用途に使用されています。
 東日本大震災時には、不陸・蛇行等で汚水を流下させられなくなった下水道本管が多数発生しました。こうした管路の排水を行うため、接合部に高い信頼性のある一体管路の特徴が生かされて、仮設マンホールポンプの仮設屋外配管(写真7参照)としても活用されています。こうしたケースは、被災直後の緊急対応の中、現地の創意工夫がなされた採用事例になります。

  

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出展内容に関するお問合せ

出展者名

下水道用ポリエチレン管・継手協会

TEL

03-6748-6496

FAX

03-6748-6564

担当

担当者:技術委員 栗栖  
メール: tadaomi.kurisu@sekisui.com

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