川崎重工業株式会社

出展内容

MAGターボ®

「下水曝気用」磁気浮上式高速電動機直結単段ターボブロワ

■概要・特長
MAGターボ®は、インバータ制御式高速電動機のロータの軸端に羽根車を直接取付け、磁気軸受(MAGnetic bearings)によりロータを浮上させ機械的非接触を保ちながら高速回転する、磁気浮上式ブロワです。以下3点の特長がございます。
①高効率
機械的摩擦がゼロかつ高効率インペラ・高性能インバータを採用した事で、従来の当社製機械式ブロワより約5%高い効率で運転します。また、インバータによる可変回転速度制御とインレットベーン制御を組み合わせることにより、実際の運転風量・圧力が仕様以下の場合でも高効率で運転できます。
②地球環境にやさしい
潤滑油・グリースが不要であり、冷却水も必要としません。また、高効率・省エネにより従来機に比べCO2排出量の少ない、地球環境にやさしい機械です。
③小型軽量・省スペース
従来機と異なり増速歯車やカップリング、潤滑油装置などの付帯設備が不要です。ブロワ・高速電動機・制御盤をコンパクトなパッケージにまとめており、かつブロワ部分と制御盤を分離設置するなど、柔軟に据付対応できます。

■PRポイント
2004年にMAGターボの初号機を岐阜市に納入して以来、横浜市・名古屋市・神戸市や兵庫県などの日本全国の下水処理場施設様向けに実績を積重ねております。インバーター等主要部品は自社製/全て国産で製造されており、日本下水道事業団標準仕様や各自治体仕様へのカスタマイズが可能であり、国内外受注台数は200台を超えています。
近年はさらなる事業の発展に向けて、大規模な海外の下水処理場に向けMAGターボ®大型機を開発し、現在国内外で実機導入が決定、プロジェクトをフォロー中です。850m3/分、1,300kWまでと大風量・大出力仕様に対応できる磁気浮上式ブロワは、世界の下水環境改善に貢献していきます。

■民間からのご提案
送風機設備は、下水処理場内全ての電力消費量のうち最大で約60%を占めると言われております。中長期的な視点で下水処理場の省エネ施策を検討するに当たり、電力を大量に消費し納入から40年後まで稼働する場合もあるブロワの高効率化検討は欠かせません。また、機器単体だけでなくエアレーション全体での高効率化が求められる中、数多くの自治体ニーズに応じてシステム全体の省エネ改善に取り組んでおり、過去例を踏まえた新たなカスタマイズ提案も致します。

  

超高効率「HySETインペラ」搭載による、ブロワ高効率化改造

MAGターボ® オプションのご紹介①

■概要・特長
「HySET(Highly Super Environment Turbo)インペラ」は、長年にわたり川崎重工業が培ってきた高速回転技術を駆使して開発された、MAGターボ® の高効率インペラです。最新のCFD解析を駆使し、設計・仕様点に合わせて製作された高効率な羽根車で、ゼロスタートで作り上げた最先端翼です。世界最高レベルの総合効率を誇る当社製ガスタービン翼や、世界最速記録※を達成した当社製バイクモデル「Ninja H2」に搭載されているスーパーチャージドエンジンのインペラとも、KAWASAKIのテクノロジーDNAが繋がっています。MAGターボ® には、2016年度納入機種から徐々に導入、現在では標準仕様となっております。
※2020年6月時点 P-PB1000クラスでの記録

■PRポイント
受注台数が200台を超えたMAGターボ® の更なる進化のため開発されたHySETインペラですが、搭載により大幅な効率UPが達成されました。旧型MAGターボに比べると、HySETインペラを搭載した新型MAGターボは従来効率にて、平均効率が3~4ポイントアップしております。更に、実際に製作された新型MAGターボの工場試運転時における総合効率はさらに上で、保証効率より平均で6~8ポイント以上、旧型と比較すると仕様点によっては10ポイント以上アップするものもあり、更なる省エネ効果が生み出されます。
また、旧型から新型への改造は型式範囲内であればインペラと内筒の交換のみなど、シンプルな工事で高効率なMAGターボ® へ更新することができます。

■民間からの提案
納入されたMAGターボ® を、処理水量の変化等により当初納入時とは異なった条件で、仕様点から大きく外れた風量・圧力範囲にて運転を余儀なくされているケースがあるかと思います。また、HySETインペラ開発前のMAGターボ® を運用中の処理場で、さらなる電力低減を達成されていきたいと日々悩まれている下水処理場様もあるかと思います。
「超高効率インペラ HySETインペラ」への交換によるMAGターボ® の高効率化改造により、さらなる送風機の省エネが可能になります。MAGターボ® の今後の改造オプションとして、ぜひご検討ください。

  

可変圧力制御システム

MAGターボ® オプションのご紹介②

■概要・特長
可変圧力制御システムは、これまで固定だった母管の圧力設定値を、可変に制御するシステムです。川崎重工業の可変圧力制御システムは、従来の圧力制御と風量制御に加えて、反応槽側の各槽の状態(風量や風量調節弁開度)といったパラメータから演算処理により最適吐出圧力を自動設定します。
従来の下水処理場の反応槽では、圧力制御の吐出圧力値は一定となっており、余分に高い圧力に設定されているケースが多々あります。一方、圧力設定を低くし過ぎた場合、反応槽へ十分な空気が送れないといった事態も生じます。可変圧力制御システムの導入により、水処理プラントの状態に応じて最適な圧力値に自動設定しますので、機器単体の高効率化に加え、システム全体の最適化も行うことが可能です。

■PRポイント
可変圧力制御システムは、送風機の更なる消費電力削減に貢献します。ブロワの消費電力は、「ブロワ単体の効率」・「送風量」・「送風圧力」の計3点にて決定されます。うち「ブロワ単体の効率」はMAGターボなど高効率機種の採用、「送風量」は反応槽側の制御システム(NH3、NOx、DO等)、消費電力削減に寄与しております。今回、これまで注目されていなかった「送風圧力」による省エネ化に着手するのが可変圧力制御システムです。送風圧力の制御により、より省エネに貢献する制御システムとなっております。
既に2機場で導入運用されており、さらに北海道北見市 北見浄化センターにて可変圧力制御システム導入に向けた改築工事が進んでいます。運用結果を検証していくことで、さらなる省エネ効果向上を目指しています。

■民間からの提案
高効率なブロワの導入後、さらなる省エネのための送風機運転制御方法についてお悩みの方も多いと考えております。一方、可変圧力制御システムと従来の制御方法を比較すると、処理場殿の運用状態によっては吐出圧力は平均して約3~4kPa低下、ブロワ電力量を約10%低減できるシミュレーション結果が得られています。
また、可変圧力制御システムは、インバータ制御により可変速でモータ回転数を切り替えられ、風量・圧力変動時にも高効率点で運転できるMAGターボ®と、親和性が非常に高い技術です。MAGターボ®の追加オプションとして、ぜひご検討ください。

  

非常用ガスタービン発電設備カワサキPUシリーズ

■概要・特長
カワサキガスタービンの特徴
①自社開発の高性能・ローコストガスタービン
②自己空冷式のため、冷却水が不要
③発生音が高周波のため、騒音対策が容易
④きわめて小さな振動と、優れた耐震性能
⑤始動信頼性が高く、迅速に始動
⑥月に1回程度の確認運転で、いつでも始動
⑦1軸式だから得られる安定した周波数特性
⑧高速回転が生み出す、余裕の瞬時過負荷耐量
⑨省スペース化と容易な運搬・据付実現
⑩きれいな排気で、環境保全対策にも貢献

■PRポイント
非常用・防災用として活躍するカワサキPUシリーズは、納入台数が8000台を超え、常に国内トップシェアを維持しております。なお、高い始動信頼性は、過去の地震・台風等による停電発生時においても、稼働状況調査により証明されております。また、アフターサービス体制も万全であり、日本全国の点検ネットワーク網と安心の24時間365日のサポート体制を構築しております。

■民間からの提案
下水処理場において、非常用発電装置は停電時に重要な負荷に確実に電源を供給するという役割を担っております。下水処理場などでは、環境保全や低騒音仕様が求められるケースが多く、排気がきれいで騒音対策が容易なガスタービンが適しております。屋外型超低騒音仕様や燃料の二重化(都市ガスと液体燃料)DUALシステムなど、培った技術力でお客様のニーズに合わせたご提案をさせていただきます。

  

ポンプ駆動用ガスタービンカワサキMDシリーズ

■概要・特長
カワサキガスタービンの特徴
①自社開発の高性能・ローコストガスタービン
②自己空冷式のため、冷却水が不要
③発生音が高周波のため、騒音対策が容易
④きわめて小さな振動と、優れた耐震性能
⑤始動信頼性が高く、迅速に始動
⑥月に1回程度の確認運転で、いつでも始動
⑦豊かな実績
⑧充実のラインアップ
⑨省スペース化と容易な運搬・据付実現
⑩きれいな排気で、環境保全対策にも貢献

■PRポイント
ポンプMDシリーズは、豊富な実績をもつカワサキガスタービン発電設備の経験と技術を基に、1981年から研究開発を進め、1986年に初号機を完成させたポンプ駆動用のガスタービンです。冷却水不要、低振動、低騒音、優れた始動信頼性など、ガスタービンならではの特徴が、ポンプ場における設備の信頼性向上と、操作・維持管理の簡素化を実現し、納入実績を重ねています。

■民間からの提案
カワサキMDシリーズは、雨水ポンプ場等において、降雨時の確実なポンプ駆動源として、ご採用いただいており、ポンプ用途に応じてMDS一軸式、MDF二軸式、それぞれの特性と充実のラインアップからお客様のニーズに合わせて最適な機種を選定させていただきます。

  

出展内容に関するお問合せ

出展者名

川崎重工業株式会社

TEL

03-3435-2355

FAX

03-3235-2022

担当

担当部署:エネルギー・環境プラントカンパニー 営業本部 陸用機械営業部 ブロワ営業課

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